ドキドキの一人予約ゴルフ、始めてみたら見えてきたこと

ゴルフ狂の詩

最近、一人予約でのゴルフが人気ですよね。
私が働いているゴルフ場でも、朝のスタート前に
「〇〇と申します。
ご迷惑をおかけするかもしれませんが、
よろしくお願いします」
「こちらこそよろしくお願いします。
このゴルフ場は初めてですか?」
なんて、初対面同士の挨拶をよく見かけます。
実は私も、一人予約でのゴルフにすっかり
ハマっているひとり。
今回は一人予約ゴルフの魅力や注意点、
そこで出会った印象的なゴルファーの方々の
お話を紹介していきますね。

一人予約の最大の魅力は「気軽さ」

通常、ゴルフを予約する場合は
仲間とのスケジュール調整から始まりますよね。
日時を決めて、みんなの都合を合わせて…。
当日が雨予報だったら、決行するか
キャンセルするか話し合いも必要になります。
でも、一人予約なら話は別。
雨予報でキャンセルしたいときは
前日の12時までならOK。
誰かとスケジュールを合わせる必要もなく
「ゴルフしたい症候群」が現れたときに
気軽にエントリーできるのが
最大の魅力じゃないでしょうか。

初対面の方とのラウンドも新鮮で楽しい。でも注意点も…

一人予約でプレーする場合、
朝の挨拶からしばらくの間は
ゴルフ以外の話をすることは
ほとんどありません。
会っていきなり
「どんなお仕事されてるんですか?」とか
「趣味は?」なんて聞いてくる人はいないです。
2〜3ホール目くらいまでは
「このコースは初めてですか?」とか
「前回ラウンドからどのくらい空きました?」
など、お互いの様子を探りながら
ゴルフに関する会話がメイン。
ハーフが終わる頃になってようやく
仕事や家族のことなど、ゴルフ以外の話題が
少し出てくる程度なんです。
みなさん、本当にちょうどいい距離感で
ラウンドされてるなって感じます。
でも、ときどき一人予約ならではの
「困ったさん」が現れることも…。

女性だからと特別扱いしてくる男性

初対面なのに過剰なエスコートをしてくる方が
たまにいらっしゃるんです。
「女性だから教えてあげないと…」とか
「フォローしてあげないと…」
みたいな雰囲気で、
教え魔まではいかなくても頼んでもいないのに
アドバイスをしてきたり、他の方と同じように
扱ってくれなかったり。
一人予約でエントリーする女性って、
それなりにゴルフの所作を心得ているんです。
だから、そんな特別扱いは必要ありません。
他の男性プレーヤーと同じように接してくれた
方が、断然楽しいゴルフになるんですよ。

飛距離自慢のマウントゴルファー

初対面同士だと、
最初はお互いの飛距離がわからないですよね。
スタート前にどのティーイングエリアを
使用するか話し合って決めるのですが、
そこで揉めることはほとんどありません。
特に年配の方がいる場合は、
レギュラーティーを使用することが多いです。
でも、そんなとき「飛距離自慢の困ったさん」
がいると、面倒なことになったりするんです。

先に言っておきますが、
飛距離があるからスコアが良いとは
限らないのがゴルフなんですよね。

その飛距離自慢の方は、
ティーショットで1Wを全く使わないんです。
(それ自体は全然構わないのですが)
ただ、スコアが荒れてくると
「やっぱり1W使わなかったら調子出ないなあ」
「やっぱり僕だけバックから行こうかなあ」
なんて言い出したり。
ショートホールでは、先に打たれた方に、
「何番で打ちました?」

「あっ、7番アイアンです」

「そうですか…、
僕は8番か9番で迷っているんですよ…」
これ、初対面でやられると
その場の空気が凍りつきますよね…。

予約時のスコア申告を 大幅に過大申告しているゴルファー

一人予約サイトでエントリーする際、
自分の平均スコアを入力するのですが、
私の経験上、ほとんどの方が1ランクほど過大
申告してエントリーしているように感じます。
例えば「100台」でエントリーされている方は
実際90台でプレーできる方だったり、
「90台」だと80台でプレーできる方だったり。

ある日、一人予約のサイトで女性が1番目に
予約されているプランを見つけました。
コメントには
「初めてのコースで迷惑かけるかもしれませんが、よろしくお願いします。平均スコア100台」
と書かれていました。
すぐにそのプランにエントリー。
その後、60代男性2人のエントリーもあり、
当日を迎えたのですが…。
朝のティーイングエリアで、その女性は
「皆さんと同じレギュラーティーから打ちます」
と言い出したので、私もそれに合わせることに。
ティーイングエリアに上がった
その女性の立ち振る舞いは
エンジョイゴルファーの雰囲気とは程遠く
放たれたティーショットは先の男性2人をはるかにキャリーオーバー。
結局そのホールはパー、続く2番ショートホールはバーディー。
上がってみれば彼女のスコアは75。
なんだか一人だけ違う競技をしているみたいで。
後半になると、男性2人とも彼女にスイング指導を受けながらラウンドしていました。
ラウンド終了後、思い切って
「自己紹介に100台ってありましたけど…」と
質問すると、
「こんなオバさん(その方は50代でした)が自己申告で80台って書いたら、誰も後にエントリーしてくれないでしょ。もうすぐこのゴルフ場で競技があるから、どうしても今日ラウンドしたかっただけですよ…」
とあっさり答えてくれました。
一人予約だと、たまにこんな方と一緒になることもあるんです。
この方は「困ったゴルファーさん」ではなかったですがいろいろな面で勉強させてもらいました。

一人予約で出会ったゴルフ狂の金言

一人予約でご一緒した村田さん(仮名)という方が
こんなことをおっしゃっていました。
「一人予約をするようになってから、ゴルフが上達したんです。仲間同士だと、アイツより飛ばしたいとか、スコアで負けたくない…って、余計な力みが入る理由がたくさんあるけど、知らない人とだとそういうのがないから謙虚なゴルフができるんですよね」

「謙虚なゴルフって?」

「初対面の方とのプレーだから、ほどよい緊張感があるでしょ。ゴルフってミスはつきものだけど、ミスの後でも適度な緊張感があると不思議と落ち着いてプレーできるんです。大きめのクラブで無理に取り返そうとせず、確実にグリーンに近づける方法を選べるようになります。私はこれを謙虚なゴルフって呼んでいるんですけど一人予約だとなぜかこれができるんです」

この『謙虚なゴルフ』という言葉は、その後の私のゴルフライフの糧になった金言です。

さいごに

一人予約で出会う初対面の方って、
実際の人柄まではわかりません。
でも、ただゴルフが好きで、共通の趣味を持つ者同士で楽しくプレーできたらいいなって思っている方ばかりなんじゃないかなと思うんです。
一人予約のプレーに「ちょっと不安だな…」って
二の足を踏んでいるなら思い切ってチャレンジしてみてはどうですか?
もしかしたら、素敵なゴルフ狂に出会えるかもしれませんよ。

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